そういえば、先々週…だったですかね?旅する絵本カーニバルに行ってきたですよ。
八重のチョコ作りに手伝わされたりで、すっかりアップできなかったです。
2階建ての建物で行われたんですが、万華鏡作りにきたちっちゃい子達がいっぱいでしたよ。
でも大人の人も沢山いて、椅子に座ってゆったりと絵本を読んでたです。
僕も読んだです。色々あって、目移りしちゃって、もっともっと沢山、置いてあった絵本全部読みたかったです。
本のある空間って、とても居心地がいいですよ。
1階には展示してあった絵本の内の何冊かが売っているスペースがあって、そこで2冊買いました。
左が「どこへいってた?」
右が「喜びの泉 ターシャ・テューダーと言葉の花束」
左の「どこへいってた?」は絵が気に入ったですよ。
白い紙の上に黒と赤だけで描いてあって、赤い色がよく映えるのです。
ポストカードにしても可愛いだろうなぁって思ってみてたですよ。
お話も、特に最後のところが面白かったです~。
「喜びの泉」の方は、ターシャ・テューダーさんのイラストと、彼女が気に入った詩人や作家の言葉が書かれているです。
ターシャさんはやわらかくてあったかい絵を描くですよ。
彼女はコーギー好きで、コーギーがいっぱい出てくる絵本も出版してるですよ。前にコーギーの専門誌で取り上げてたです。
メギーっていうもふもふの可愛らしいコーギーを飼ってるですよ、たしか。
この本にもコーギーがところどころ出てくるですが…コーギー大好きなんだなぁっていうのが伝わってくるですよ。
コーギーを飼ってないと描けないポーズもあるですし。甘栗もこういうポーズするなぁっていうのがあるです。
あ、イラストも素敵ですが、もちろん詩も素敵なのですよ。
僕が一番気に入ったのはここですね。
本はよい読者を得て良書となる。
よい読者はどんな本のなかにも、
ほかの人にはわからないけれど、自分の中には確かに聞こえる
秘密や内緒話のような特別の一文を見つける。
本がどれほど有益かは読者の感受性しだい。
本のなかに、埋もれた宝のように眠っている深遠な考えや熱い情熱は、
それに値する頭を心があって、はじめて発見される。
(ラルフ・ウォルドー・エマーソン 成功)
これにとても惹かれたですよ。
これは本だけじゃなくて、映画やドラマの台詞の中とか、歌詞の中とか…何気ないところに隠れてると思うです。
ベストセラーになっている本なら絶対に見つけられるかというと、そうじゃない。
それは、人それぞれなんだと思います。
その人の経験とか、思ってることとか、好きな事とか、そういうのによって違うですね、きっと。
…Σはっ!気付いたらこんなに長く…!!
バレンタインに津が藤堂先輩から貰った扇のこととか、カザミネ絵師様に素敵に描いて貰えたSDのこととかもあったですが、明日にさせてもらうですよ。
今読んでも、十分楽しめると思います。絵本は。
逆に今だからこそ見えるものとか感じるものとか、そういうものがあるし。
短い文章の中で表現しているから、感情や行動も純粋化されている気がする。
言葉のテンポもいいものが多いから、呼んでいて気持ちいいんですよね。
ちなみに背後が「喜びの泉」で気に入ったのはこの詩です。
それでも美しい夢は生きている
夢ははかないものだなどと言うのはよそう
この世界でこわれずにいるのは、夢くらいなものではないか
(作者不詳)
他にもいい詩が沢山のっているし、ターシャさんの絵も素敵なのでオススメ!
ちなみにコーギーの専門誌、実在します。「コーギースタイル」。
vol10あたりで買うのをやめたので今はどこまで出てるか分かりませんが。
まあダックス、チワワ、ゴールデンあたりも出てるし、今の流行ならプードルも出てるだろうな。
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