細い砂利道の先。
枯れた草木と冬の気配を漂わせた風の中に佇む、一件の古びた日本家屋。
半開きになった玄関から、話し声が聞こえてくる……
<天>
えと、ベットはここに置けばいいかな…犬用のドーム型ベットだから暖かいと思うよ。
ここなら、風もこないし。
毛布は…うん、こうやって入れておけばあったかいよね。
<津>
むぇ(頷き
<天>
あと、これ、京子おばさんが貸してくれた携帯テレビ。
ベットのここに置いておけば寝転んでテレビが見れるかな。
操作の仕方は分かるよね?
<津>
むぇむぇ(頷き
<天>
あと…いくらご飯なくても平気といっても、やっぱり何か食べれるものがあった方がいいだろうから……
お煎餅とか、クッキーとか、長持ちしそうなお菓子を置いてくね。
お茶は暖かいのは無理だから…ペットボトルでこれだけあればいいかな?
<甘栗>
あぅ(ふんふんと煎餅の袋の匂いかぎ
<天>
こら甘栗、食べちゃ駄目だよ。
ええと、あとは…回し車はここ、と。運動もいいけど、無理して風邪ひかないようにね。
本も何冊か置いてくから。
<津>
むぇむぇむぇ(頷き、天の指を取って上下に振る。ありがとうと言いたいらしい
<天>
…津……(じわ、と涙が浮かぶ
<津>
むぇっ(ぺちーんと天の頬叩き
<天>
津……っ!(頬を押さえはっとする
<津>
むぇむぇ、むぇー(こんなことで泣いていてどうする、みたいな感じ
<天>
…うん(ごしごしと涙拭き)
僕、頑張るよ!いっぱい鍛えて、絶対迎えに来るから!!
<津>
むぅ(そうであれ、みたいな感じで頷き
<天>
絶対に迎えに来るから、それまで待っててね!
…じゃ、じゃあ、行ってきます!(涙を堪えて走っていく
<津>
むぇー(手振り
<甘栗>
あう(津に挨拶?
<津>
むぇ。むぇむぇ(頷き、甘栗にも手振り
<甘栗>
あぅあー(てちてち天を追っていく
足音が遠ざかり、津がぽつんと残される。
津はお煎餅の袋を持つと、もそもそとベットに入り込みテレビのスイッチをいれた。
袋をぱりっと開けて、お煎餅を取り出す。
<津>
…むぇむぇ♪(久しぶりの一人暮らしを満喫するつもりらしい
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というような寸劇をやらないと離れられそうもありませんでした。
頑張って幸運度上げて、再会するんだ…!!
それまで躑躅ちゃんのルー君か要さんの月白君でもふもふさせてもらうといいと思う(勝手に
というか、たぶんGT攻略の時にどっちか同伴お願いするかと。
…画面にモラがいないと、やっぱちょっと寂しい。
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